11月まで日本では春と秋の2シーズン。
来シーズンインまで、すべてがシーズンアウトになってませんか?
室内競技会は、学校の部活動のせいか、室内施設がないせいか、日本ではますます縮小傾向にあります。
日本の秋のシーズンに大きく自己記録を伸ばす選手が見られるのは、夏の再充電期に高いレベルでトレーニングが行えたからと、春シーズンで課題が明確になり、重点的にトレーニングが行えたからと考えられます。
しかし、春からのシーズンで継続的にできているのが大きな要因。
冬期トレーニングに入るのにまず一休みどころか、冬眠してしまう選手がいます。
春になっても目覚めない選手がいるのは、「秋から冬」にかけての取り組みがいい加減になってしまっていることが多いものです。
日本は、正月休みがあり、冬期トレーニングが早めにできなければ、トレーニングが積める前に、寝正月が待っています。
欧米ではクリスマス休暇がありますが、1、2月に室内競技会で休み過ぎない休暇にできます。
トレーニング、栄養、休息。アスリートにとって、そのバランスがパフォーマンスを左右しますが、そのすべてが負の効果になってしまうのは、「休み過ぎ」です。
いまの状態以上に冬期中に良い状態を確かめられるぐらい、GOOD SHAPEでいなければ、春での大幅なパフォーマンスの向上はないはず。
試合に追いまくられた頭を休めるぐらいで、アスリートの身体は維持するのが移行期です。
何かをレベルアップして冬期トレーニングに入れるかによって、来年の勝敗が決まります。
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