本日筑波大学にて、コーチング論・トレーニング学領域の学位論文発表会が行われました。
Tsukuba Athletics Lab.からは学士修了生3人、博士前期修了生1人、博士後期過程修了生1人が発表を行いました。発表者とタイトルは以下の通りです。
UG4 太田和希「速度変化に伴う三次元的な走動作の変容 ~骨盤挙動に着目して~」
疾走速度を増加させた時の骨盤や下肢関節の動きの変化の特徴を明らかにしました!動作に着目したトレーニングのペース設定などに活きる研究結果でした。
UG4 高橋葵「テニスにおける側方への方向転換動作について」
側方への方向転換動作に優れたテニス選手の技術や体力特性について明らかにしました!テニス選手に専門的なコーチングやトレーニングに活きる研究結果でした。
UG4 山崎優「サッカー選手の三次元的な疾走動作の特徴 – 陸上競技選手との比較から -」
サッカー選手の走り方の特徴を三次元的な視点から明らかにしました!サッカー選手へのスプリント走指導に活きる研究結果でした。
MC2 立山紀恵「バスケットボール選手を対象としたコンディショニングデータとフィジカルテストに関する研究 – チームおよび個人の傾向に着目して -」
バルケットボールのチームを対象にコンディショニングデータとフィジカルテストの測定を縦断的に行い、これらの推移の特徴から得られたデータの活用について発表しました!効果的なトレーニング処方や障害予防に資する研究結果を発表しました。
DC3 九鬼靖太「両脚および片脚支持でのアイソメトリックな力発揮を用いた筋力評価法」
Isometric Mid-Thigh Pullを用いた筋力評価法について、両脚と片脚による評価観点の違いや、脚間差の特徴から考えられる、コーチング・トレーニング上の示唆について発表しました!
さらにコーチング論・トレーニング学領域における卒業論文発表者の中で、谷川研UG4の高橋葵が優秀論文発表者として表彰されました!
今年度も研究室から多くの優秀な研究論文と修了生を出すことができました。これらの研究結果は研究学会や論文雑誌へ投稿していく予定です。今後もTsukuba Athletics Lab.からコーチング・トレーニング現場に活きる知見をどんどん発信していきたいと思います!!
OB・OGの先輩方を初め、遠方からご参加いただいた皆様ありがとうございました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。